2013年5月20日月曜日

師事するということ



何事も師匠という人が、存在する場合があります。
師匠と子弟関係になれるかどうか、というのは
本人とと出会った師匠の相性もきっとあると思います。

いくら、師匠が凄い人で、弟子にしてください、と言っても、師匠も本人と
気が合わなければ、弟子にしようとは思いません。

また、本人側からしても、もし他人の誰かが、あの人は凄いから弟子入りするといいよと
進められても、何か気が乗らないという時は
相性がいいとは言えません。
これは、自分の本心ではなく、断るのがわるいかな?

という安易な気持ちで、接触してしまう事です。
そういうときは、大体うまくいかないようです。

まず、相性を直感で感じる事って重要です。
ピンと来なければ近づかない方が無難であるという事です。

僕は、そういう事は重要視するようにしています。

そして、もし、直感で相性の良かった、師匠と行動が共に行えるように
なれたとしたら、何事も進化するスピードが速くなると思います。

それは、僕も体験済みです。
僕には、アスリート活動のスキーで、尊敬する師匠がいます。
知り合ったのは、大学の時です。

元全日本チャンピオン、しかも国内スキーメーカーのテスターもしていました。
これだけ有名でプランド力のある方だと、とにかく近寄りずらく、遠い存在でした。

しかし、機会があり出会う事になりました。
そして、あった時に何かピンっと、来るものがあったのです。
思い切って、今度お願いします、と言った、もう速攻で、一緒にやろうと
言ってくれました。

そして、それから2年位で指導員免許取得し、大会で優勝できるようになったのです。
まさか、ここまで結果が出せるとは思いませんでした。

それだけ、師匠の効果というものは、絶大でした!


そんな経験もあり、ビジネスにおいても師匠というものは、とても重要であり
自分とその周りを進化させてくれる存在であることは間違いありません。

元々人の力を借りるのが嫌な人や自分だけで何とか切り開いていくんだという
意思が強い人がいますが、
そう言う人に限って、もし、相性のいい師匠に出会うと、ものすごく能力を
発揮するのではないかと思います。

人間てホント面白いものですね。

指導してくれる人がいるという事は、自分がそれに依存するという事ではなく
先達の技術や精神を自分なりに盗むという事なんです。

まず、模範技術のコピーをする→コピーした技術を自分の演技に変えていく
→自分のものにする

というイメージです。
やはり、師匠と同じ人間ではありません。もし同じ人間であれば全く
同じコピーをすればいいのですが、遺伝子も染色体も脳の構造も身体も
全て違います。

自分なりに変えていくという事が必要になってくるわけです。

そして、何といっても精神的に助けられるという事が大きいです。
迷った時、ストレスがあった時、プレッシャーがある時など、
ほんとに精神的に支えて頂きました。

僕ももう、いい年になってしまいましたが、これからも、相性の良いピンッと
くる師匠と出会えればと思います!

それでは。。。。。






























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