2013年5月3日金曜日
逆転負けの理由
先日のソフトテニス大会で、僕が教えている6人(ダブルス3組)の中学生は、
すべて、悔しい逆転負けを喫してしまいました。
ベスト8入りを賭けた大事な試合でしたが、接戦になって、負けました。
3チームとも共通しているのは、全てリードしていて、
マッチポイント近くまでいって、そこからまくられてしまったという事です。
僕の指導も悪かったのかもしれません。
じゃ何故、勝ち抜けないいのでしょうか?
何故、接戦に弱いのでしょうか?
単純に、リードしていてもう勝てるだろうと思ったときに、
それがプレッシャーになってしまうからではないかと思います。
確か、その時、次第にミスが多くなってきます。
そして、ミスを重ねることに、足が動かなくなり、通常ではありえない
ミスを繰り返してしまうのです。
リードして、余裕が出て、それを正直に余裕と解釈してしまう事が
相手に付け入る隙を与えてしまっているのは、間違いありませんね。
これは、僕の経験から考えると、「経験不足」が一番の理由ではないかと
思いました。
それと、練習不足からくる「自信の無さ」でしょうか。
経験不足と自信の無さというのは、接戦になった時に、非常に弱い
精神状態になってしまう事があると思います。
プレッシャーからくるストレスから、体全体が硬くなってしまい、
全くいつものスイングや走りが出来なくなってしまい、
ボールに対するリズム感も無くなってしまいます。
その傾向は、ミスを重ねることに強くなってしまい、結果、相手の精神状態の方が
余裕になって、相手は普段通り集中して、自分の良いプレーをすることができて
しまいます。
経験がないので、残念ながら、流れを引き戻すスキルが、無いのです。
流れが悪くなってしまったら、少し時間を開けてプレーするとか、
話し合いをするとか、サーブのコースや強弱を変化させるとか、
声を出すとか、タイムをかけるとか、流れを変えるためのスキルはたくさんあります。
こういう場面で、自分たちに合った、流れを変えるためのスキルを持っていないのです。
追い込まれたときプレーも速くなりがちです。
逆に相手は、ゆっくりでした。
経験があるのでそういう事をこっちより、知っているのです。
見ている方も大変でした。(笑
自分でやった方が絶対に楽だと思いました。
でも、あの子たちにとって、とても良い経験になったと思います。
こういう経験をばねにして、少しでも次回に生かしてほしいと思います。
言うまでもなく、これは、テニスだけではありません。
これから、いろんな場面で、プレッシャーやストレスに遭遇すると思います。
そんな時に、この経験が生きてくることを願っています!
僕も指導者として良い経験でした。
それでは。。。。。
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