2013年5月5日日曜日

サイト滞在時間について

最近ウェブ解析のニーズが高まっていますが、
滞在時間について、理解ウスだったので、もう一度整理してみました。

滞在時間とは、ユーザが同一セッションにおいてウェブサイトを開いていた時間を
指し、ページ滞在時間、サイト滞在時間があります。

ページ滞在時間は、そのページを見た滞在時間で、サイト滞在時間は、サイトを見た
滞在時間になります。

また、セッションごとの全体の滞在時間を表すツールもあります。
これを訪問滞在時間と言います。

ここからが、ちょっと押さえておきたいところです。

ページ滞在時間は、該当ページをリクエストした後、次のページをリクエスト
するまでの差を、滞在時間として計測します。
よって、直帰したページなどは、ページビューはカウントされるものの
滞在時間は計測されないので、(最後に閲覧したページに、なるため)
実際の滞在時間とは異なっています。
ここは、注意が必要です。

サイト滞在時間も同じです。
同一セッションにおいて、ユーザーがサイト内に滞在した時間の事を
指しています。

ページ滞在時間と同じで、最後に閲覧したページの時間は含まれず、
サイトの閲覧開始時間と、離脱したページの閲覧時間の差を計測するため、
実際の滞在時間とは異なってきます。

それでは、最後に見たページの閲覧時間は、どうなるのでしょうか?
最後に見たということは、その次に見たページはサイト外という事になります。

よって、最後に閲覧したページの滞在時間は求めることができません。

サイト滞在時間を見る際は、「最後のページの滞在時間は含まれていない」
という認識を押さえておく必要があります。

しかし、最近では、最後に閲覧したページの滞在時間を定期的に取得して
最後のページ滞在時間に含めるツールもあるようです。

Javascriptなどで、大まかな最後のページ閲覧時間を計測することは
可能だということです。
ただし、その場合でも、ブラウザやページを閉じていないという判断であり
実際、別のサイトを見ているとか、違うソフトを操作しているとかいうことは
判断できない状況です。

サイトの滞在時間について、簡単に書いてみましたが、
なかなか複雑で、いろんなケースも考えられるので、解析ツール内容を
を理解することなどは、大切な事であります。

しかし、ウェブマーケティングの視点で考えても、滞在時間は重要な
データになることは間違いありません。

それでは。。。。。。















0 件のコメント :

コメントを投稿