2013年3月7日木曜日

お客さまとの「関係性」

ITのマーケティングにも役立つのではないかと思い、
以下の画像を取り入れてみました。

これは、カリスママーケッターFさんの調査によるデータです。
ラーメン屋さんのデータだそうです。

一年間にお客様が、1000人来たという仮定にしてあります。

1回しか来ない「お試し客、一回客」
1年に2~3回来る「顧客」
月に1回くらい来る「得意客」
毎週のように来る「信者」
に分けて、人数を数えてみました。

お試し客 400人 (40%)
顧客   300人 (30%)
得意客  200人 (20%)
信者   100人 (10%)


大体上記のようになったという事です。




















次は、「売り上げ」で、計算をしました。
そしたら、全く逆三角形になってしまったようです。

信者が45%
得意客が25%。


信者と得意客だけで70%を売り上げているという結果になったようです。


これは、IT,WEB業界でも同じ事が言えるかも知れませんね。

我々は、どうしても、売り上げや利益を出さなければなりませんが、
その時、まず、最初に考えてしまうのが「新規顧客の開拓」です。

そこに、人、モノ、金を時間がある限り全て使い込んでしまいます。
しかし、それは、バケツに水をいっぱいにしようとして、

どんどん水を入れているのに、底に穴が開いていて、漏れてしまっていて
入れても入れても増えないという、循環に陥ってしまいます。

この状態になってしまうと、当人たちは誰も気が付かず、とことん走ってしまい
疲弊してしまいます。

そして、気が付くと、ライバル店に大量に顧客が流出していたりするものです。
人口が増加していて、大量生産の大量消費の時代は何とか通用したかも
知れませんね。

しかし、今は、その時代が終わってしまいました。

最初の、データにあるように、「得意客」や「信者」を作らなくては、
中小規模店は生き残れないと思います。

そして、多く作れれば、上記図のような、利益が残るのでしょう。
信者は、人数少なくとも、「客単価」は圧倒的に高いんですね。

しかも、ファンなので、流出しない。というか離れられない状態になっています。

なので、「リピーター」を増やすために
「新規客より、既存客を死ぬほど大切にする!」

ということが、必要になってくるということなんです。
その結果、口コミで広がって、顧客が自然増加していくという事になります。

重複しますが、これって、恐らく、WEB業界も同じなんでしょうね。
拡張性のスピードなどは、お店とは問題になりませんが・・・・・

でも、そうは言っても、媒体こそ違えども人間の感性で動いているというのは
同じ事ですからね。

関係性を強化し、信頼関係を築く、そして、「信者化」が近くなってくるのかも
しれません。



















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