ITのマーケティングにも役立つのではないかと思い、
以下の画像を取り入れてみました。
これは、カリスママーケッターFさんの調査によるデータです。
ラーメン屋さんのデータだそうです。
一年間にお客様が、1000人来たという仮定にしてあります。
1回しか来ない「お試し客、一回客」
1年に2~3回来る「顧客」
月に1回くらい来る「得意客」
毎週のように来る「信者」
に分けて、人数を数えてみました。
お試し客 400人 (40%)
顧客 300人 (30%)
得意客 200人 (20%)
信者 100人 (10%)
大体上記のようになったという事です。
次は、「売り上げ」で、計算をしました。
そしたら、全く逆三角形になってしまったようです。
信者が45%
得意客が25%。
信者と得意客だけで70%を売り上げているという結果になったようです。
これは、IT,WEB業界でも同じ事が言えるかも知れませんね。
我々は、どうしても、売り上げや利益を出さなければなりませんが、
その時、まず、最初に考えてしまうのが「新規顧客の開拓」です。
そこに、人、モノ、金を時間がある限り全て使い込んでしまいます。
しかし、それは、バケツに水をいっぱいにしようとして、
どんどん水を入れているのに、底に穴が開いていて、漏れてしまっていて
入れても入れても増えないという、循環に陥ってしまいます。
この状態になってしまうと、当人たちは誰も気が付かず、とことん走ってしまい
疲弊してしまいます。
そして、気が付くと、ライバル店に大量に顧客が流出していたりするものです。
人口が増加していて、大量生産の大量消費の時代は何とか通用したかも
知れませんね。
しかし、今は、その時代が終わってしまいました。
最初の、データにあるように、「得意客」や「信者」を作らなくては、
中小規模店は生き残れないと思います。
そして、多く作れれば、上記図のような、利益が残るのでしょう。
信者は、人数少なくとも、「客単価」は圧倒的に高いんですね。
しかも、ファンなので、流出しない。というか離れられない状態になっています。
なので、「リピーター」を増やすために
「新規客より、既存客を死ぬほど大切にする!」
ということが、必要になってくるということなんです。
その結果、口コミで広がって、顧客が自然増加していくという事になります。
重複しますが、これって、恐らく、WEB業界も同じなんでしょうね。
拡張性のスピードなどは、お店とは問題になりませんが・・・・・
でも、そうは言っても、媒体こそ違えども人間の感性で動いているというのは
同じ事ですからね。
関係性を強化し、信頼関係を築く、そして、「信者化」が近くなってくるのかも
しれません。
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