HP制作の企画立案で、最初に立ちはだかるのが、サイトマップの作成では
ないでしょうか?コンテンツマップと言ってもいいかも知れません。
また、ディレクターとしては、腕が試される重要な業務であると
認識しています。
それは、やはり、単なるサイトマップではなく、マーケティングも含めた
コンサルティング的発想とバランス感覚が必要になってくるからです。
制作するうえで成功か非か、最初の分岐点と言っても過言ではありません。
この重要なサイトマップは、どの様な考えで作成すればいいのか。
僕が実践しているサイトマップの書き方です。
①まず、制作依頼者様と取り入れたいコンテンツについて、非常によく
ヒアリングをします。どんなコンテンツを入れたいのか?ターゲットは?
最終目標は?などです。
これが、決まってない方は、一緒になって考えて決定していきます。
決まっている方は、それにのっとって、修正などしながら決定していきます。
絶対に丸投げは、しません。
②おおよそ決定したら、手書きで書いてみます。
その後に、エクセル、パワポなどの階層を使って、作っていきます。
③出来上がったものを、修正をかけていきます。
まず、2階層目をはっきりさせる様にします。ここがしっかり決まらないと
トップページのグローバルナビゲーションやサイドバーなども決められないからです。
④2階層目以下のコンテンツの配置を再度考え直します。
これは、閲覧者の視点で、どういうコンテンツ構造の流れが一番見てくれるかを
心底考えて、シナリオを描くように配置をしていきます。
同一ページ内にするのか、それとも別ページにするのかもここで決めます。
どのコンテンツ同士が相性がいいのか、グルーピングという視点も取り入れます。
⑤ようやくサイトマップが仕上がったら、ワイヤーとラフを作ります。
要素としては、
・コンテンツマップであり
・プロトタイプであり
・企画書でもある
のようなことを、一枚もので、お客さんだけでなく、デザイナー、など誰が
見ても解りやすい、明確なサイトマップ作成を心がけています。
それが、ディレクターの使命だと思っています。
そして、重要なのは、単なる資料というくくりではなく、意思共有用の企画書
である事がベストだと考えています。
以上簡単ではありますが、サイトマップについてでした。
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