2013年3月11日月曜日
煙霧?砂、土ほこり、PM2.5?
日曜はものすごい風、そして空が太陽を遮り異様な雰囲気になりました。
いつものようにアスリート活動をしていた僕は、この午後からの天候に翻弄されながらプレーしていました。
やめようといっているんだから、
もうやめればいいのに、なぜかやってしまう。
諦めの悪いアスリート達。
でも、解るんですよねその気持ちが・・・・
どんなに悪条件になろうとも、もう少しいいボールが打てるんじゃないか、もっといいサーブが打て
るんじゃないか、もっと汗かいてから帰りたい、などなど人それぞれですが、アスリートの諦めの悪い血は、キチガイ沙汰の神経がかよっています。
でも、解るんです(^_^;)
元々アスリートは、「辛いこと好き」の傾向があり、それが快感だったりする事があります。
それは、普通の人では感じ取れない感覚かもしれません。
なぜなら普通は「辛いこと嫌い」だからです。
辛いことするのが快感なんですよね。
僕が、3年前頃から、知っているアマチュアバリバリのテニスアスリートで、「走れH氏」
という人がいます。この人は、僕に強烈な印象を与えてくれました!
走れH氏は、もちろん「辛い事好き」なんですが、とってもマニアッキーな発想で
運動行動を行って、優越感を感じていたのです。
通常テニスの場合、ストロークやサーブ、ボレー、スマッシュなどのスキル的な
行動をアップさせていってそれをいかに本番の試合で出して勝てるかということ
を中心にプレーしますよね?
ところが、走れH氏は、そのようなテニスには、あまり興味が無いようなのです。
「とりあえず、ボールが返せればいい」という事なんです。
そんなことより、彼が求めるのは
「走り勝つ」ということでした!
走れH氏が打つサーブ、ストロークのボールは、とても遅く、まるで、初、中級者レベルの
玉なのです。
しかし、これが、全くと言っていいほどミスらない!
何も言わなければ、軽く連続で1000回以上打てるでしょうね。
とにかくひたすら、相手が辛抱切らして、ミスるのを待っているという感じなのです。
そして、それを、支えているのが、正に「自慢の足」なのです!!
僕も何度か彼の試合を拝見させて頂きました。
相手が物凄いハードヒッターの時も、走って殆ど拾ってしまいます。
ハードヒッターは何度うっても、帰ってくるので、焦ってしまい、アウト、ネットを連続で
してしまうんです。そして、結果、「走れH氏」が勝ってしまったんです。
とにかく、マニアックな考えを持っていて、走ってボールを追っている時の
あの足に乳酸が溜まってくる感覚がとっても快感だというのです。
そして、対戦相手をいかに走らせて弱らせるかということに、喜びを感じるということ
なんです・・・・・。
そして、最終的に「走り勝つ」という事なんです。
僕は、こんなやついるのかと思い、なんか怖くなってしまいました。
彼は、毎日欠かさず20キロ走っているという事です・・・・・。
でも、そんなに走りたいんだったら、マラソンやれよって感じですよね(笑
でもそこが、彼に言わせるとテニスだからいいのでしょうね。
僕は、最初変わった変な奴だな、と思ってましたが、良く考えると、
自分のコンセプトとしっかり持っていて、凄いなと思いました。
自分の強みを解っていて、それを最大限に発揮して楽しんでプレーしている、
ということです。
これは、IT関係の仕事の成功者達と一緒ですよね!!
一貫した、「自分の強みとコンセプト」を持っている。
どの世界でも結果を出している人たちは、そういう共通点があるのでしょう!
なので、「辛いこと好き」の人は、コンセプトもしっかり持ってる人も多いのでは
ないかと思っています。
これぞ、ホントのアスリートではないかと・・・・・
そして、その「アスリート精神」を持ってる人が今後多くなることを期待したいです。
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