2013年4月9日火曜日
ECサイトの種類と選定2
前回は、ECサイトの選定には大きく分けると「モール型のECプラットフォーム」、
「自社構築型」、「ASP型」の3つに分類されるということを書きました。
今回は、「自社構築型」の中の「オープンソース型」についてです。
自社構築型といっても、独自のフレームワークやショッピングカートを作るということ
になると、本格的な開発になりとても費用も掛かってしまいます。
大手企業などリアルの世界でもブランド力があり、メジャーな会社などは、
それでもいいと思います。
既に費用対効果が、鮮明に見えるからです。
しかし、中小の会社店舗では、開発するにはとてもハードルが高い事は
間違いありません。
でも、「自社構築型」の自由度と独自性を高めて構築したいという考えは必ずあります。
中小企業でも独自化差別化したいからです。
そんな時に、ピッタリの条件になるのが、「オープンソース型」なのです。
CMS(Content Management System)が、これに当てはまります。
そして、国内で一番普及しているECシステムが「EC-CUBE」です。
国産ならではの使い勝手に評価が高く、決済サービスや物流サービスとの連携も
豊富で導入しやすいシステムになっています。
EC-CUBEはプログラムの内容を無償で公開し自由に改良して配ることが
できるオープンソースというライセンスで作られています。
ファイルをダウンロードしてサーバーに設置するだけで、
ECサイトをオープンすることができます。ソースコードが公開されていますので、
自由自在にECサイトを構築することができます。
EC-CUBEの開発は、一般共同開発環境へコミット権があるコミッターと
よばれる開発者が同じ開発環境(subversion)を使って日々、改修やバージョンアップ
の開発を行っています。開発報酬はとくにありません。
今では月に数千ダウンロード、インストールされ、
毎日EC-CUBEで構築された数十のネットショップがオープンするまでになっており、
携帯端末・モバイル用ECサイトの市場もどんどん成長しています。
次回はその機能などについて書きたいと思います。
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