2013年2月19日火曜日
Facebook最近の感想2
今日は、Facebookで、とても解りやすく納得させられる記事がありましたので、
それについてのお話です。
Facebookの「エッジランク」という仕組みです。
Facebookにおいては、「本当に親しい友人の重要な更新情報が優先的に表示され、
Facebook上で疎遠だと判断された友人の重要ではない書き込みはほとんど表示されない」ということになっているそうです。
Facebookのニュースフィード上での発言や書き込みの表示については、
エッジランクという基準によって自動でパーソナライズされています。
エッジランクを構成しているのは、(親密度:自分と友人との親密さメッセージのやり取りや、お互いのいいね!・コメントの度合いから算出)×(重み:その発言がどれだけ話題になっているか)×(経過時間:発言の新鮮さ)の3要素と言われているそうです。
これは、実際のシステムがどのようにPGされているか、もちろん解りませんが
人間の関わりの部分である重要な、「親密度」、など計数化して
出力結果を表示していくということが、凄いと思いました。
「自分と関係の深い友人の、話題になっている新しい発言」がもっとも優先的にニュースフィードに流れ、ここで優先度が低い発言はあらわれることすらないようです。
例として、
「学生時代、Aくんは大学生の仲間同士でFacebook上のつながりを構成していたとします。
Aくんは、就職を機に職場の先輩や同期などと、新しい人間関係を構築していきます。
かつての大学時代の友人のうち、いくらかとの連絡は途絶えがちとなり、
いくらかとは交流が継続されるでしょう。
ここで、FacebookはAくんの人間関係の濃さをFacebook上の活動から推測し、
学生時代からの友人と社会人になって以降の新しい同僚のなかで、
本当に今の時点で人間関係の「濃度」の濃い友人の活動だけをニュースフィードに流すのです。」
人間の環境の変化による人間関係の変化を早急にとらえて、フィードバックするという
システムは、正に革新的だと思いました。
エッジランクという、「情報の取捨選択」があるからこそ、
Facebookはその個人の人間関係をソーシャルメディア上で新陳代謝させることが可能となっているのです。
人間の骨が、造骨細胞と破骨細胞のはたらきによって、健康な状態を保っているように、こうして、Facebookのニュースフィードは常にフレッシュで正確な最新の人間関係を保っているのです。
「蓄積してきたユーザー同士のつながりが一番の強み」ということ
らしいですね。ほんとそう思います。
外部環境の変化で、その蓄積がわれわれを苦しめている側面もあるが、
その反面、蓄積があるからこそできるコミュニケーションもある
ということなんでしょう!
人間関係の新陳代謝を表示できるシステムを持っているFacebookは、
まだまだ、繁栄を維持していきそうな気がしました。
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