2013年4月12日金曜日
プレッシャーに勝つには
アスリートとして試合に出場して感じるプレッシャーだけでなく
プレッシャーとはさまざまな場面で、感じなくてならない現象ですね。
僕は学生の頃、スキーの競技をやっていたいました。
仲のいい友達で、かなり実力があって、練習のときなどは、いつもラップタイムを
出して、いつも注目を浴びていた友達がいました。
しかし、大会になると、コースアウトしてしまったり、体が硬くなってスキーが
全く走らなくなってしまい、タイムがすごく遅かったりして、本番で良い結果が
なかなか出せない友達がいました。(自分も人の事言えませんが・・・・)
これは、やはりプレッシャーからくる身体の変化によるものだと思い、
いろいろ調べてみたのです。
そして、自立神経のバランスが緊張によって崩れてしまうということが
原因だという事が解りました。
自立神経とは、「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。
交感神経は心や体が「興奮」する時に優位に働き、
副交感神経はくつろいでいる時や眠る時など「リラックス」する時に優位に働きます。
だから、交感神経はアクセルに、副交感神経はブレーキに例えられます。
体がもっともよい状態で機能するのは、実は、交感神経も副交感神経も
両方高いレベルで活動している状態の時ということなのです。
自律神経のバランスは、主に副交感神経のレベルが上下することで取られている。
だから、副交感神経の低下を防ぐことが、バランスを取る上で大きなポイントとなるようです。
プレッシャーがかかったり、緊張した時に身体が動かなくなるのは、
副交感神経のレベルが下がって、身体の末梢部分に血が行き届かなくなるからです。
だから、パフォーマンスを上げるためには、副交感神経のレベルを上げて
血流を良くすればよいということです。
■副交感神経を高めるためのポイント
1 ゆっくり動き、ゆっくり呼吸する
仕事でもスポーツでも、あせるとミスが増えるのは、せかせかした動きが副交感神経を
低下させ、自律神経のバランスを崩してしまうからだ。自分が「あせっているな」と思ったら、
意識的にゆっくり動き、ゆっくり呼吸してみる。
深呼吸は極めて有効である。
深呼吸は、1の長さで吸って2の長さで吐く。
2 水を飲む
冷たい水を飲むと「胃結腸反射」(胃腸のぜん動運動を促す反応)が誘発され、
腸が活発に動くようになる。腸が動けば、副交感神経が刺激される。
自分が「仕事で張り詰めているな」という時は、水を飲むとよい。
3 睡眠をしっかりとる
睡眠不足は自律神経のバランスを著しく狂わせる。徹夜をすると、
翌朝は副交感神経のレベルがほとんど上がってこない。6~7時間程度の睡眠は必要。
4 本番の前は正しい準備運動を行う
ウォーミングアップを行う本来の目的は筋肉をほぐすことではない。
血流を良くして「体を暖める」こと。つまり、身体の隅々まで血流を行きわたらせることにある。
スポーツ前の準備運動は以下の4種類だけでよい。ストレッチは必要ない。
以下の準備運動は自律神経のバランスを整えるとともに、自律神経のレベルを
上げるトレーニングにもなるという。
(1)両手を上に上げる。右手で左手の先をつかみ、引っ張りながら、体をできるだけ横に倒す。
倒す時はゆっくり息を吐く。それを両方の手で行う。
(2)両手を前に出し、右手で左手の先をつかむ。そのままできるだけ横に引っ張る。
引っ張る時にゆっくり息を吐く。それを両方の手で行う。
(3)右腕を前に出して折り曲げ、右ひじを左手で固定する。
右手の手のひらを上に向けて、手首をぐるぐると回す。両方の腕で行う。
(4)椅子に腰かけ、右の足首を左のひざの上に乗せる。
その状態で右の足首をぐるぐると回す。両方の足で行う。
たったこれだけ。随分と簡単!!
5 緊張したら(ビビったら)自然を味方につける
草や木の香りをかいだり、風を感じてみる。または、周囲の様子や周りにいる
人の顔を見わたしてみる。そうすると呼吸がゆっくりになり、自律神経がバランスを取り戻す。
ただし、常に副交感神経のレベルだけを上げればいいと考えるのは間違いらしい。
「リラックスしすぎても、パフォーマンスは落ちる」のだといいます。
緊張しすぎてもリラックスしすぎても、良い結果は出せない。
「最も良いのは適度なストレスと適度な余裕を併せ持つこと」なのです!!
僕は、いつも上記5つを参考に行動します。
スポーツだけでなく、仕事のミーティング、スピーチ前などはやるように
しています。
不思議と良い結果が出る確率が高くなっています。
今後も続けていきたいと思っています。
それでは、、、
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