2013年5月16日木曜日
アスリートにうけそうな店
アベノミクスの浸透にはまだまだ時間がかかりそうな地方の日曜のお昼過ぎ、
群馬県と栃木県の県境に、満員でごった返しているイタリアンレストランが
ありました。
入店するとまず、目に入ってくるのは、上記写真です。
これは、地方の個人経営のレストランでは珍しい、カクテルも付いた
ドリンクバーです。
なんと、お洒落な感じで、美味しそうと思いながら、その左側を
素通りして、奥の席に案内されました。
席は、仕切りがあって、それぞれ客さん同士が、触れないようなレイアウトに
なっています。
照明は、今何時なのか解らなくなるような、オレンジ色に透過されたモダンな
ライト。なんか原始人が洞窟の中で、火を焚いて照らされているような
照明です。落ちついた癒しの効果があります。
洞窟で落ち着いた後、スタッフが来て、まず、頼んだのが、
パスタでもなく、ピザでもなく・・・・・
「ドリンクバー」でした(笑、食べ物とのセットもの
とりあえず、サワー系のカクテルを飲んでみましたが、
これが美味い!
やはり、演出するって、大切なんだと思いました。
またしても僕の、仮説です。
このオーダーに至るまでの、一連の流れは、シナリオを考えた
「演出」なのではないかと思いました。
入店(普通の店で何も無さそうな雰囲気でハードルを下げておく)→
興味そそって売りたい商品見せる(最初にお洒落なドリンクバー見せる)→
落ちつきと安心の演出(洞窟照明、レイアウト)→
オーダーしたい商品を思い出させる(再度ドリンクバーが入ったパスタなどのセットメニュー見せる)
→誘導されたかのように売りたい商品をオーダー(ドリンクバーパスタセット)
という感じです。
上記までは、あくまでも、オーダーするまでの仮説的シナリオですから、
この後も続きました(笑
お陰様で、ドリンク飲みすぎて、おなかがガボガボになってしまいました!
話しは、最初に戻りますが、
売れてる所って、こういうシナリオっぽい、誘導されるような演出がされている
ような気がします。
ただ、良い商品、美味しい商品を置いているだけではなく、
人間の感情に訴えて、気持ちよくさせるような演出です。
ここの場合、
外装で、この店なんか普通っぽい感じでつまらなそうだな~なんて思わせておいて、
(最初に自分のハードルを低く設定)
実際入店したら、アッ驚く「お洒落ドリンクバー」ですよ!
(最初のイメージとのギャップで感動させる)
かと思ったら、今度は、落ちつきと癒しの「洞窟照明」!
(気分を落ちつかせ安心させる)
これって、意図的な演出としか思えません。
僕なんか、素直なので、誘導通りの行動になりました。(笑
この演出は、この店のオーナーとスタッフのお客様への感謝の気持ちであり
心からのおもてなしがこの提案を作り出しているのだと思います。
個人店舗で、地方のマーケット薄の場所でも、このように演出できれば、
人がこのように寄ってくるんですね。
とても、参考になるお店でした。
そして、仮説作り面白かったです!
それでは。。。。。
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