2013年5月17日金曜日

アスリートとリズム


先日る事で、思い出した、「リズム」についてです。

僕にとって、リズムは、とても大切な概念です。
リズム感を忘れることによって、痛い目もたくさん味わってきました。

じゃ、リズムってなんなの?
と言われたとき、何と答えたらいいのか、とても迷うところです。(笑

よって、範囲を狭くして考えてみようと思います。
上の写真にも載せた、スキーについてです。
もう、シーズンオフですが、この時期もなかなかいいでしょう!
(今年は1度も行けませんでした。)

僕は、競技スキー、基礎スキー(正指導員認定)と経験してきました。
ある程度のレベルに達すると、両方共通部分がある事に気付きました。

その共通部分とは、リズムでした。
競技は、ポールを立てて制限されている所を滑走します。
人が作った回転に合わせて滑走するということですから、

予測能力がとても問われます。
でも、この予測能力というのは、正に、リズムを予測するということと
同じことで、回転孤とスピードに合わせて、

上下動、前後左右のバランス、先行動作、などを斜面と自分の体の調子に
合わせて滑って行きます。
これが、リズムです。

反対に基礎は、自分で回転孤を自由に描いて滑走します。
制限がないので、ホントに自由です。

それだけに自分の得意の回転孤のリズムばかりに偏ってしまい、
いろんな回転孤のリズムで滑る事は難しい事となってしまいます。

それなので、上級のレベルにならないと、いろんな回転孤リズムで
滑る事はなかなかできません。

よって、自由で、何もない真っ白なスケッチブックに、自分で制限して、
いろんなリズムを作って描ける人(滑れる人)が美味いという事になります。

どうでしょう?
どちらも自分でリズムを合わせて作っていくという事には違いが無いと思います。

ちょっと話が遠回りになってしまいましたが、
要は、リズムとは、自分で自主的に起こしていく行動なんです。

他人に、こういうリズムをとって滑りなさい、
ということではありません。

自分で、リズムを作っていくのです。
それは、鼻歌で歌ってつくる人もいれば、サンバのリズムを思い出して
作っていく人もいます。

また、それらをやるとしても、動かしていく体の部分が人それぞれ違うという事です。
足でリズムのきっかけを作る人もいれば、
肩で作る人もいます。
みんな違うんです。

でも、一般的には、下半身で、リズムを作っていくことが多いと言われています。
やはり、足というのは、歩行運動の基盤であり、人間の身体運動で最も
使われている場所だからです。

それぞれの競技で、それぞれ違うリズムのとり方をするという事ですが、
これが、できるとできないとでは、運例の差が結果に出るでしょう。

スキーの場合、リズムが取れなければ、まず、失敗します。
コースアウトや転倒などです。
競技の場合、コースから外れて、横ずれし、スピードダウンにもなってしまいます。
他の競技でも全く同じだと思います。

それだけ、リズムというのは大事なんです。
調子作るということです。

スポーツの世界だけではなく、
仕事もリズムを作れない人というのは、結果が残せない人なのだと
思います。

それは、他者のリズムに乗ってばかりか、合わせられないかということで、
自分で自主的にリズムを作れないということなのだと思います。
よって、失敗が多い。

スーポーツの場、仕事の場、家庭の場、趣味の場などいろんな場で、
自分のリズムが作れるようになれればベストです。

自分のリズムに乗って行きましょう!

それでは。。。。。。































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