2013年5月15日水曜日
WEB解析について2
WEB解析用語の直帰率と離脱率は、何がどう違うか、書きました。
アナリティクスでもかなり出てくるのは直帰率です。
直帰率の高いページと離脱率の高いページは、どちらも問題や課題を
抱えているページと言っていいでしょう。
また、双方の課題の性質が違います。
直帰率の高いページは、入口ページ(ランディングページ)を見ただけで、
「このサイトには、目的のコンテンツがない」あるいは
「このサイトは、目的とは異なるサイトだ」という判断をしていることになります。
離脱率の高いページとは、入口ページを見て、他のページには進みますが、
そのまま離脱してしまうページので、
「サイトに目的のコンテンツがない」とか、
「目的のコンテンツを発見して満足した」などで、離脱したというケースがあります。
例えば、「カーショップ」に「車検の予約」をしに行ったとします。
まず、「このカーショップは、車検をやってないだろう」と判断し、(車検ののぼりや看板もない)
店に入らないで、帰ってしまったというパターンと、
車検やっていると解って、店に入ったが、「やっぱり、やめた」と思い帰ってしまった。
というパターン、があった場合、
このカーショップが、とるべき課題の解決方法は、全く違ってくるという事です。
これは、ウェブサイト運営という立場に置き換えてみた場合、
直帰率が高いという事は、お店の入り口や看板がないという問題があり、
お客さんに「車検の存在」を知ってもらうための改善が必要だという事です。
また、離脱率が高いという事は、店舗に入店した後の誘導や、プレゼンテーションが
悪いという事です。
具体的には、メニューが解りずらい、クリンリネスのレベルが低く汚い、スタッフの接客レベル
が低い、価格が相応ではない、
などが挙げられます。
上記2パターンは、サイトでも全く同じ現象であるという事です。
実際のサイトで考えた場合、
直帰率の高いページは、ランディングページのデザイン、ナビゲーションやコンテンツに
問題があります。訪問者の目的にや好みに合っていないという事です。
また、直帰数が高いと全てダメという事ではありません。
直帰率が高くても流入数が少なければ、サイト全体では、大きな問題では
ありません。これは、直帰率と流入数を比較し、直帰数を合わせて見て判断します。
離脱率も同じことで、離脱数と伴わせて判断をした方がいいです。
また、改善点としては、
コンバージョン前の、反応装置のボタンやリンクバナーを目立つようにしたり、
コンバージョンをしやすいゴールを設定するために、コンバージョンの壁を低く
設定してあげる事も大切です。
例:購入契約→資料請求などへ変更
ということで、
ここまで、ざっと簡単に書きましたが、ほんと実店舗運営の構造とシナリオに
似ています。
実店舗は、ほんと参考になります。
しかし、
もっともっとやり方はありますので、その時にまた書きたいと思います。
それでは。。。。
登録:
コメントの投稿
(
Atom
)
0 件のコメント :
コメントを投稿